お墓とは陰の子宮の事です。人間は母の子宮(陽の子宮)からこの世に生まれてきます。亡くなると、子宮に戻らなければなりませんが、母は既に他界。もし存命であっても母のお腹に戻る事は出来ません。そこで、お墓を建てて、狭い入り口から中のカロートという小部屋に骨壺を納めるのです。

 墓石にはいろいろな種類があります。昔は関東以北が黒系統の石、関東以西は白系統の石でした。これは当時の産地の影響だと言われています。墓石の多くは御影石(花崗岩)で、黒や白、また赤色のもあります。今は中国やインド、スエーデンなどからの輸入品が多いようです。

 墓石の方角は、基本的には北を背にして南面するお墓か、西を背にして東面するお墓が墓相上では良相だと言われています。北も西も聖地なので、お参りする人が聖地に向かって手を合わせて祈る事が出来るからです。

 お墓の正面には、宗派によって「南無阿弥陀仏」とか「南無妙法蓮華経」と書きますが、単に「先祖代々之墓」とか、「○○家先祖代々之墓」と書く場合もあります。個人の姓名(たとえば山田太郎之墓)を書く場合もありますが、その場合は、本人が著名人であり、また、このお墓に他に入る後継者がいない場合が多いです。

 尚、生前に建立した墓を「寿陵墓」と言います。これは縁起が良いと言われており、近年では生前にお墓を用意する方も増えています。
                                   中村 嘉男

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お墓の話*          2014. 11. 8 更新