12月には東京の浅草寺で羽子板市が行われました。18日は観音様の「ご縁日」ですが、その18日を挟んで、17、18、19日に行われる年末の納めのご縁日です。

 お正月には羽子板で羽根突きをして、女の子たちが遊びますが、この正月の行事は陰陽・五行説に由来します。羽子板は木性。そしてその羽子板で打つ羽は鳥の羽。鳥は十二支では酉で、金性を意味する十二支の一つです。つまり木性の羽子板で金性の羽をいたぶるわけです。

 算命学では、春は木性の季節で、稲や麦が生長する季節。それぞれが成長して秋になり、刈り取るのが刃物=金性だとしています。そして、お正月は秋(金性)から春(木性)に移り変わる為の区切りの時期。正月を過ぎても金性が頑張るようだと、春の木性の成長を妨げると考えれらたのでしょう、鳥(金性)さん、もうあなたの出番は終わったのだよと木の板(羽子板)で鳥の羽を打つわけです。これが羽根突き。

 またお正月には猿回しが出ますが、猿は申。この申も金性を意味する十二支です。これも、猿回しをして、もう金性の出番は終わったのだよと宣言する儀式です。共に、新年の五穀豊穣を祈る昔からの儀式です。

                                   中村 嘉男

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羽子板市      2014. 12. 19 更新