「お国柄」という言葉がありますが、それぞれの国にはその国特有の個性と独特のムードがあります。
 
 若い時、仕事の関係で数多くの国々、とりわけ欧州の人々と接する機会がありました。会話の最初は、必ず「ノン」という否定語から始まるフランス人。実に几帳面できめの細かいドイツ人。陽気で底抜けに明るいスペイン人やイタリア人。(後者は少々ずるさもありましたが)。英国人はプライドが高く、ちょっとキザ。オランダ人は商売上手。ベルギー人はなんとなく暗い。デンマーク人はお酒が好きでお人好し。スエーデン人やフィンランド人は生真面目。スイス人は独立独歩。ギリシャ人は情熱的。トルコ人は親日的。もっとも私が仕事上でお付き合いをした範囲の方々なので、必ずしもすべてのそこの国民に当てはまるわけではないかもしれませんが、一つの見方です。
 
 私がビジネスマンだった頃なので、20年以上も前の事ですが、私が日本人だと知ると、必ず「神風、空手」などと声をかけられました。神風とは神風特別攻撃隊の事。国の為とは言え、自分の命を投げ出すという行為に驚き、恐れる人。また感動する人などいろいろでした。

 時は流れ、今では海外の多くの人々は、日本人の本当の良さを理解し始めています。一つはあの3月11日の大震災の後の日本人の冷静さと協調性。そして最近ではサッカーの試合の後に、日本人席のゴミを集めて清掃するサッカーファンの人たちの行為。また先日は、横断歩道で止まってくれた車に対して、横断してから振り返って帽子をとってお礼を言う日本人小学生の態度が中国のネットで話題になっていました。

 和合性、協調性、すなわち石門星的な生き方と、伝統に根ざした品位ある玉堂星的な生き方。そこに日本人の特徴と良さがあるように思います。

                                   中村 嘉男

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*世界が賞賛した日本のサッカーファン*
2014.6. 21 更新