平和を求め、戦争を嫌うのはどこの国民も同じ。その道すじをどうつけるか?極論を言えば、@平和憲法を持ち、軍隊を持たなければ永久平和が保てるという説と、A憲法を改正してしっかり軍隊を持てば平和を保てるという説の両論があります。どちらも怪しい。
算命学を学んでいると、世の中を俯瞰して見えるので、一つの意見に振り回される事がありません。

 かつては、自衛隊の存在も、また日米安保条約も戦争に巻き込まれると言われました。しかし現実はそうなっていません。つまり懸念は「過度な懸念」に過ぎなかったのです。

 私が大学生だった時、全国的に学園紛争がありました。当時、日本共産党系の代々木系全学連と、反代々木系全共闘が暴れていました。後で分かったのは、代々木系はソ連系に近く。反代々木系全共闘はソ連と対立する中国系だったのです。とりわけ全共闘は、自衛隊解体、安保粉砕を叫んで「平和」を叫びながら角材を振り回して暴れ回っていました。

 全国の大学でバリケードをはり、角材をもって街頭を過激なデモした全共闘への資金援助が中国だったのです。それが、周恩来首相が、米国のキッシンジャー国務長官の意見を取り入れて、「自衛隊と日米安保は日本が軍国主義になる危険性をむしろ弱めるので認める」と言ったとたんに全共闘運動が急激にしぼみました。つまり過激派への資金援助を止めたのでしょう。

 最近では原発反対、集団的自衛権反対、沖縄の米軍基地反対のデモが散見されます。さてこの裏には日本の弱体化を狙う、どういう国がいるのだろうかと本能的に考えてしまいます。デモなどの政治活動、多くの参加者は誠実で自分なりに真剣なのは解ります。しかし政治活動は、必ず一定の目的を持った組織が裏で仕掛け、そこからお金が出て、方向性を指示しているのが常識です。(算命学では常に物の裏側を見ます)。

 自民党の石破さんが防衛庁長官になった時、「運動部は試合に出て勝つ為に練習をする。しかし自衛官諸君は、試合に出なくてすむように猛練習をすべき」と言ったそうです。この言葉に安心し、また納得しました。これが今の与党の考え方のようです。
 
 つまりいざとなったら戦争が出来る装備と法整備はしっかりとしておく。すると他国の侵略する欲望をくじく事が出来る。それによって戦争への危険性が減る。そこに日本らしき智恵があるのでしょう。

 今年になってから中国はベトナムの船に何度も体当たりしました。ベトナムが弱いので反撃出来ないからです。しかし日本には一度だけ「漁船」と称する船が体当たりしただけ。その後はありません。その理由は日本の自衛隊が充実しており、またその裏に強い米軍がいるからでしょう。今の状況では、リスクを軽減させる為に、米国としっかりタッグを組んでおく事が必要だとの証左です。

 算命学では人間には五本能があるとしています。すなわち攻撃本能、学習(習得)本能、守備本能、伝達本能、引力本能。この五本能のどれが欠けても不運になるのです。普段から準備をして、すべてを充実させておくよう努力、工夫をしておく事が幸運への入り口なのです。
 

                                   中村 嘉男

 創設者高尾義政先生が日本で初めて公開した高尾算命学と高尾学館ホームページです。

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平和への道の求め方
2014.7. 12 更新