フランスの週刊誌本社がイスラム過激派によって銃撃された事件、表現の自由を暴力で抹殺する過激派のテロは絶対に許せません。フランスは自由・平等・博愛が国是。今回の暴力に対して国をあげて抗議をした事は理解出来ます。

 但し、この機会に表現の自由を考え直してみたいと思いました。算命学において表現は伝達本能(南方・火性)としています。この伝達は正当なものなら未来が開けますが、もし伝達内容が極端に偏っていたり、間違っていたら、国家にも組織にも個人にも未来がなくなります。

 この週刊誌、福島原発問題の後では日本の相撲を扱っていました。それは、力士の腕が三本の絵。つまり原発で日本人には奇形児が増えて、腕が三本の力士が対戦。相撲を東京オリンピックで正式に採用したら三本腕の日本人力士が勝つという内容。これは果たして表現の自由の範囲でしょうか?

 イスラム過激派は許せませんが、イスラム教はまともな宗教です。その信者の心を思い切り傷つける行為が果たして許されるか?ローマ法王フランシスコは、今回の事件に関して「神の名のもとに人を殺すのは正当化出来ない」とした上で「他人の信仰をからかったり、侮辱したりしてはいけない。他人の信仰に関わる場合、表現の自由には限度がある」と明言されています。

 そういえば、日本では慰安婦問題、福島原発問題について、表現の自由と称して、嘘を書き続け、日本と日本人の名誉を思いきりおとしめたマスコミがありました。自由奔放に表現の自由を享受していると、結果として表現の自由が抑えられるようになるのではと懸念します。


                                   中村 嘉男

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表現の自由      2015. 1.17更新