青森県弘前市で「森のイスキア」を主宰しておられる佐藤初女先生に久しぶりにお目にかかりました。佐藤先生はすでに93才。ご高齢にもかかわらず、東京で先生の近著の出版記念会に来られ、ご講演をされ、お話をする機会を得ました。

 岩木山の麓に「森のイスキア」があります。そこには全国から悩みを抱いた人が訪ねてきます。佐藤先生は来意を聞かず、その方々の為に、ただひたすらに、おむすびを握り、お膳の上におきます。皆は、それに思わず手を出して食べている内に、悩みを克服し、明るくなり、笑顔で帰って行きます。この模様は「地球交響曲」という映画の第二部でも紹介されていました。

 佐藤先生のおむすびは、まん丸で真っ黒な海苔が一面を覆っています。見るだけで美味しそうで、拒食症の人でも、すぐに食べたくなります。なぜ三角ではないのか?実は指先で握ると三角になります。しかし佐藤先生は、心を込めて掌で握るので、愛が籠もったまん丸の形になるのだそうです。

 「食事は単に物を食べるのではない。命を命に移し替える儀式です」と、津軽弁で淡々と語られる佐藤先生。「愛を込めてお料理をすると、一家が皆さん幸せになるのです」。どれも素晴らしい教えです。

 本物ほど、自然界を大切にし、素朴で素直で単純で、当たり前の事を淡々と当たり前にこなしてゆくものだとの教えを受けました。そして根底には自然界と人間への深い愛がある。  

 佐藤先生は正に、日本のマザーテレサ。いつまでもお元気で、多くの方々に救いを与えて頂きたいと思います。先生のご本は、アマゾンで販売しています。一読をおすすめします。



                                   中村 嘉男

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*日本のマザーテレサ・佐藤初女先生* 2015. 4. 25