人間には五感というものがあり、鼻は嗅覚に属します。この嗅覚は、五本能の中では攻撃本能に入ります。柔道や空手などの格闘技が強い選手は、間違いなく嗅覚が鋭いはずです。

 かつて軍人として戦地に赴いた方の話を聞いた事があります。戦地では鼻が敏感になったそうです。臭いを嗅いで、この水は飲んでも大丈夫か、この食べ物はどうか?とすぐに安全か安全では無いかがわかったそうです。それが戦争が終わり、故郷に戻ってきてしばらくしたら、嗅覚が普通に戻ってしまったと言っていました。

 運動選手、また会社で他社と競争をする営業マンなどは、出来れば鼻が敏感な方が良いと言えます。そういう方の方が競争に強いと言えるからです。

 そういえば、嗅覚が敏感な犬は番犬として活躍しますが、年を取り、鼻がバカになると番犬として役立たなくなります。

 人間は年を取ると、鼻がだんだん鈍感になります。それは闘いの本能が弱る事を意味しますが、同時に生きる事への執着も減ってくるようです。鼻が弱ると、アルツハイマーになる懸念があります。

 普段から、香りに敏感になるように心掛ける事が大切です。



                                   中村 嘉男

 創設者高尾義政先生が日本で初めて公開した高尾算命学と高尾学館ホームページです。

高尾学館

鼻と運命         2015. 4. 7