毎年7月6日から8日まで東京の入谷の鬼子母神で朝顔市が開かれます。

 「恐れ入谷の鬼子母神」という言葉がありますが、これは江戸言葉の「恐れいりやした」と「入谷」をかけた言葉です。

 この朝顔市、夕方に行っても朝顔が咲いています。なぜでしょうか?実は朝顔は必ずしも朝に咲くわけではありません。ある朝顔研究家が、一晩中、電気をつけた部屋に朝顔を置いていたところ、朝に咲かなかったそうです。

 朝顔は、長い時間、夜の暗さ、涼しさ、冷たさを経験した後、朝の陽光を受けて一気に咲くのだそうです。これは人生にも言える事で、ある時期、陽の当たらないところで苦労をしていると、あるきっかけで一気に人生の花が咲く事に通じます。

 入谷では、夕方売る朝顔は昼間、車の中で黒い布をかけて暗くしておくそうです。そして夕日が当たる頃、外に出すので夕方でも咲いているわけです。

 尚、この朝顔市に続き、浅草では「ほおずき市」が9日、10日の二日間開催されます。これは「四万六千日」(7月10日に参拝すると、その御利益は約126年分に相当するといわれている)のご縁日にちなんで開かれるものです。ちなみに「ほおずき」は、昔は薬草として有名だったようです。

 子供を縁日などに連れて行き、思い出を多く与えると、その子が育って中年になった時、人生での落ち込みが少ないと言われています。またたとえ落ち込んでも、立ち上がりが早いと言われています。


                                   中村 嘉男

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「朝顔市」と「ほおずき市」*    2015. 7. 4 更新