茶道でも華道でも、畳の上を歩く時は絶対に畳の縁を踏んではいけないと教えられます。なぜ踏んではいけないのでしょうか?それを、もし先生に聞いたら、「駄目なものは駄目」。と答えられるでしょう。しかし物事には必ず理由がある筈。その理由が分かりました。これには、二つの説があります。

 一つは、お道具を目の前に捧げて歩いていると、縁につま先が当たって、転んでしまう危険性があります。だから縁を踏んではいけないのです。その理由を脇において、「縁を踏んではいけない」と結論だけ教えたもの。

 もう一つの説は、敵が下に隠れており、武士が畳の縁を踏んだ時は明かりが暗くなるので、そこで下から刀を突き刺される危険性があるというもの。その危険性がないなら、畳の縁を踏んでもいいと、行儀作法の家元が言っています。


 
こういう発想は、天中殺の教え方にも似ています。危険性があるから天中殺は何をしても駄目だと一般論としては解りやすく教えます。しかし例外的に天中殺でもやって構わない事があるのです。算命学を極める人は、その段階にまで学びを深めてもらいたいものです。



                                   中村 嘉男

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*なぜ畳の縁を踏んではいけないか?*   2015. 8. 29 更新