昔、よく言われていたのが、「長い物には巻かれろ」「泣く子と地頭には勝てぬ」。つまり「権威ある者に命令されたら、それに逆らわずに従うしかない」ということ。日本は単一民族で、島国の為、そこから移動する事が出来ないわけですから、「村八分」にならないようにその時の流れに身をまかせて大吉だったわけです。

 戦前は軍国主義に従い、しかし敗戦の後は、占領国である米国のいいなりに…。そしてある時期からはアメリカに逆らい、今度は中国や韓国の言い分に素直に従う。つまり声の大きい者には卑屈に従うのが善人だと錯覚をしてるようです。

 かつて私はフランスの国有企業に勤めていましたが、上司のフランス人がこんなことを言っていました。「日本人には無茶苦茶と思える要求を出せ。すると必ず言い分が通る。または足して二で割るような譲歩をしてくる」。それは貴方の考えか?と聞いたところ、世界の常識だと返事が帰ってきました。これには、心底驚きました。「相手の嫌がる事はしない」と言った人の良い総理が、かつていましたが、これを聞いて馬鹿にされていたのだと思うと残念です。

 日本人の特徴を算命学の十大主星で表すと、@玉堂星、A石門星、B調舒星の三つの星です。玉堂星は素直に与えられた価値観を学び受け入れる。石門星は周囲と和してゆく。その上で調舒星的に最後は自分の世界に安住したがる。

 テロに襲われた時、「私は日本人だ」と叫んだ人がいました。この気持ちは理解出来ます。日本人は悪い事はしていない。平和主義だ。善人だ…と、言いたかったのでしょう。しかしイスラム国の人からみると、日本人はイスラム教徒ではない。近代的な技術や製品を持ち込んできている。これは死刑に相当するとなるようです。

 世界が徐々にエゴで動く大変な時代、純粋無垢な日本はどう生きるべきか?敗戦となった8月15日を迎え、さまざまな思いが横切ります。


                                           
中村 嘉男

 創設者高尾義政先生が日本で初めて公開した高尾算命学と高尾学館ホームページです。

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*日本人は人が良すぎる*    2016. 8. 5  更新