算命学総本校|髙尾学館

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2024.4.04

お知らせ

令和6年春季算命学段位試験講評

高尾学館では独自に定めた規定に基づき、春と秋に段位試験を行っております。今まで試験後の講評は算命学会会員の方へだけお伝えしておりましたが、今後はホームページにてご案内いたします。段位取得は「人の運をみる」ということに真摯に取り組む姿勢でもあります。簡単な講評とはなりますが、参考にしていただき更なる研鑽を積んでいただきたいと思います。

段位規定について 算命学総本校 高尾学館 | 算命学会について (sanmei-gaku.com)

3月24日(日)東京校・大阪校にて行われた春季算命学段位試験の講評は下記の通りです。

【臨位初段】星出しのミスが目立ち、位相法を覚えていない人が多くいました。その反面、みなさん占技には慣れていました。これは覚えやすさの為と思われます。

【歳位二段】再チャレンジの方は努力の跡が見られました。また、相変わらず位相法だけ見て天中殺を見落としている回答が多く見られました。これは再三注意していますが、1つのミスが人生を変えてしまう重大なポイントです。

【周位三段】受験者なし 

【咸位四段】咸位四段は教授免許です。陰陽五行の基礎をもとにした開運法を日常生活に置きかえるものから、困難な現実を打開できる改良鑑定まで、広範囲にわたり出題されます。今回、五徳の開運法と五行の病気の関係の問いはよく出来ていました。次に、ある芸術家の作品を星を通して述べてもらいました。この問題は星で職業を決めるのではなく、仕事の仕方を星で分析することの重要性を問う難問です。更に転職運を星を使わずに見る想定法。時代論をもとにしたこれからの日本人の生き方など、視野の広さを問いました。これから咸位四段を目指す方は、すぐ誕生日を出して占いの答えを出すのではなく、星や技法の原理をしっかり踏まえて想定法の訓練をすることが大切になります。